下関市の空き家バンクと売却方法

空き家バンクで売る?不動産会社に相談する?

下関市の空き家バンクで売る?不動産会社に売却する?違いと選び方を解説

「実家を相続したけれど、誰も住む予定がない」

「空き家バンクに登録するのと、不動産会社に売却を頼むのはどちらがいい?」

下関市で空き家を所有している方の中には、このように悩まれている方もいらっしゃると思います。

結論からいうと、どちらが良いと一概に決められるものではありません。

家の状態や立地、売却を急いでいるかどうか、所有者自身が購入希望者とのやり取りをできるかなどによって、

適した方法は変わります。

 

大切なのは、最初から「空き家バンクにしよう」「不動産会社に任せよう」と決めてしまうのではなく、

まずその家がどのくらいで売れそうなのか、どのような売り方が合っているのかを知ることです。

 

今回は、下関市で不動産売買を行っている有限会社マツシゲが、

空き家バンクと一般的な不動産売却の違いをできるだけ分かりやすくご紹介します。

下関市の「空き家バンク」とは?

下関市の空き家バンクは、空き家を「売りたい・貸したい」という所有者と、

「買いたい・借りたい」という利用希望者をつなぐ制度です。

 

下関市では現在も空き家バンク事業を実施しており、2026年9月1日に案内が更新されています。

 

ただし、ここで知っておきたいことがあります。

空き家バンクは、下関市が不動産を買い取ってくれる制度ではありません。

そのため、空き家バンクを利用する場合と、不動産会社へ売却を依頼する場合では、売却の進め方に違いがあります。

空き家バンクと不動産会社への売却依頼は何が違う?

空き家バンク不動産会社の違い
空き家バンクを利用する場合

空き家バンクに登録することで、

空き家を探している人に物件を知ってもらう機会をつくれます。

売却をそれほど急いでおらず、購入希望者とのやり取りなどを自分でもある程度進められる方にとっては、

選択肢の一つになります。

不動産会社へ売却を依頼する場合

不動産会社へ仲介を依頼すると、物件の査定から販売活動、

購入希望者への対応、条件の調整、契約、引渡しまで相談しながら進められます。

特に、

「相続した実家なので詳しいことが分からない」

「県外など遠方に住んでいる」

「古い家だけど、そのまま売れるのか分からない」

「土地の境界や登記についても心配」

という場合は、最初に不動産会社へ相談してから方法を考えるのも一つです。

空き家バンクと不動産会社、どちらを選べばいい?

「空き家バンクか、不動産会社か」の二者択一で考える必要はありません。

まず、

この家はいくらくらいで売れそうなのか?

そのまま売れるのか?

解体した方がいいのか?

といったことを確認してから、空き家バンクを利用するか、

一般的な不動産売却を選ぶか判断する方法もあります。

 

どの方法が合っているか分からない方へ

「空き家バンクに登録した方がいい?」

「普通に売ったらいくらくらい?」

まだ売却を決めていない段階でも構いません。

古い空き家は解体せず、そのまま売れることもある

空き家について考えるとき、

「こんなに古い家なら、壊さないと売れないだろう」

と思われる方もいらっしゃいます。

しかし、必ずしもそうとは限りません。

古い建物が残っていても、

「自分でリフォームしたい」

「購入後に自分で解体したい」

「価格を抑えて中古住宅を購入したい」

という購入希望者が見つかる可能性があります。

反対に、建物の状態や土地の条件によっては、解体して土地として販売した方が検討してもらいやすい場合もあります。

空き家解体する?

相続した実家は「売る・残す」だけで考えない

親から実家を相続すると、

「思い出があるので、すぐには売りたくない」

ということもあると思います。

もちろん、すぐに売却する必要はありません。

 

ただ、誰も住まない家を所有し続けるのであれば、建物の管理、庭木や雑草、

固定資産税、老朽化などについても考えておく必要があります。

 

そこで、

売る・貸す・管理しながら残す・空き家バンクを利用する・解体して土地として売る

という選択肢を一度並べてみると分かりやすくなります。

まだ売るかどうか決めていなくても、

「売ったらどのくらいになる?」

「残すならどのくらい管理が必要?」

「この家は空き家バンクに向いている?」

ということが分かれば、家族でも話し合いやすくなります。

下関市には空き家に関する支援制度もある

下関市では、空き家に関する複数の支援制度があります。

例えば2026年度は、宅地建物取引業者または管理業者へ空き家管理を依頼する一定の場合、

外観調査を含む管理について月最大2,000円、内部換気を含む場合は月最大5,000円の補助制度があります。

募集は2027年2月26日までの先着順です。

 

また、一定の条件を満たして空き家バンク登録物件を取得し、市内業者による対象改修工事を行う場合、

改修費の2分の1、最大50万円の補助制度もあります。

こちらも2027年2月26日までの先着順です。

 

危険な状態にある空き家については、一定の条件を満たした場合に

解体費用の一部を補助する制度も設けられています。

対象となる建物には、不良度や周辺への危険度などの条件があります。

制度は対象条件や募集期間が決められています。

そのため、

「補助金があるから先にリフォームしよう」
「古いから先に解体しよう」

と決める前に、最新の制度と不動産の状態を確認することが大切です。

詳しい制度については、

次の記事で「2026年版|下関市の空き家補助金まとめ」としてご紹介します。

空き家バンクか普通の売却か迷ったら、まず家の状態を確認しよう

空き家バンクにも、不動産会社を通じた売却にも、それぞれ特徴があります。

重要なのは、

「どちらを使うか」から考えるのではなく、

「この家にはどんな方法が合っているか」から考えることです。

 

「古いから売れないと思っていたけれど、そのまま売却できそう」

ということもあれば、

「建物を残すより土地として考えた方がよさそう」

という場合もあります。

物件によって答えは違います。

だからこそ、売却すると決める前でも、現在の家や土地の状態、

売却した場合のおおよその価格を確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。

下関市の空き家・相続した実家についてマツシゲへご相談ください

下関市の空き家、どうするか迷っていませんか?

「親から実家を相続したけれど、どうしたらいい?」

「何年も空き家になっている」

「古い家だけど売れる?」

「解体してから売った方がいい?」

「空き家バンクと普通の売却、どちらがいい?」

まだ売却すると決めていない段階でも構いません。

有限会社マツシゲでは、下関市を中心に、土地・中古住宅・空き家などの不動産についてご相談を承っています。

現在の家や土地の状況を確認して、

そのまま売るのか。
残すのか。
空き家バンクを利用するのか。
ほかの方法を考えるのか。

一緒に整理するところからでも大丈夫です。

参考:下関市公式情報